介助を楽に安全に行うために、福祉用具を活用することもお勧めしています。
たとえば、滑る素材を使ったものとして、
スライディングシート(マット)、スライディングボード、スライディンググローブ
などがあります。
これらを用いると身体を動かすことを阻害する摩擦を大幅に軽減することができますので、驚くほど身体は軽く動かすことができます。
移動移乗の機器として「介護リフト」がありますが、
日本人はリフトなどの機械を介助に使うことを嫌い抵抗を感じる人が多いようです。
相手を物扱いするようで心が痛む、操作が難しそう、危ないのでは?
などといった意見が良く聞かれますが、使ってみるとその考えは一変するでしょう。
楽に安全に確実に介助ができれば、相手はどれだけ助かることか考えてみてください。また、楽な介助であれば毎日続けることができます。何度でも行うことが可能です。これは人力のみの介助との大きな違いです。
また、操作は慣れてしまえば難しくはありません。
ある町では小柄なおじいちゃんが少し太めのおばあちゃんを車いすに乗せるのに活用されています。おじいちゃん曰く「トラクターみたいなもんだな」と。
使わず嫌いにならずに、ぜひ一度考えてみていただきたいと思っています。
きぃとすではそれら福祉用具の活用について
使い方をご説明し、実際に一緒に使ってみながら、習得のお手伝いをいたします。
日頃の介助で苦労されている方は一度ご相談ください。
お勧めの滑るタイプの移乗移動支援用具の販売も行っています。
使用方法をきちんと習いに来ていただいた方には定価より値引きいたします。
ぜひ安全な使い方を習得し、活用してください。
車いすを身体に合わせることは非常に重要です。
介護保険でレンタルできる車いすの多くは、使う人の身体に合わせて調整ができるようになっています。
また、条件があえば自分専用の車いすを制度を使ってつくることも可能です。
しかし、このことを知らずに、
車いすを調整せずに使い続けて身体を壊している方がいらっしゃいます。
・車いすに長く座っていられない 疲れる
・姿勢が崩れて座っていられない
・お尻が痛くなる 床ずれができやすい
などなど、不安や悩みを抱えている方がいらっしゃいましたらぜひご相談下さい。
ケアマネジャーさんやリハビリスタッフとの連携もきちんと行いますのでご安心を。